こんにちは、にじふぉとの中の人・はいちです。
写真コミュニティ「午後2時」にて
【撮る以外の楽しみ】写真を見る会+展示シミュレーションを行いました。
内容
今回のテーマが「懐かしい写真」(又は自由に見せたい写真)だったのでそれに沿った写真を写真を全て見せ合い
その写真を展示するなら?
というテーマで以下の項目を各自考えました。
あなたにとって「懐かしい写真」とは?
数と大きさ、展示方法
展示タイトル、キャプション
それを発表し、
そのコンセプトなら、こんな展示方法がいいかも!
という意見を出し合いました。
実際に出た案
・記憶の地層をイメージした写真展
壁に貼るより、机の上に重ね合わせ、上から見れる方がいいかも
記憶の引き出しをイメージし、引き出しの中に写真が入っていて、来場者が好きに開けるのはどうだろう?
・変わった写真展をしたい!!
iPadなどを額に入れ、写真が変わる写真展
モニターを持って、写真を撮るとその場で写し出される展示
・日常と非日常
自分にとって日常、非日常は誰かにとって違うかもしれない
というテーマで、展示方法は未定
そこで、別の人からランダムでおいてある写真を来場者が日常と非日常のペアを作りそれを展示という意見が。
ペアはどんどん増えていってもいいし、また組み替えていくのもいい。
・流木が朽ち果てるまでの様子を展示にしたい
1枚、すごく大きい写真(実寸大数メートル)
A4くらいの小さいサイズを数百枚単位で
大きい、数が多いというのは、それだけで力がある
・日常の幸せを見つける
統一感がないと思っていたが、写真を見せたら
小さな幸せ見つけた、という言葉を言われた。
展示方法はみんなで意見を出し合いお気に入りを持って帰る展示にするのは?ということに。しっかり見てもらえる、作家も来場者も嬉しい
写真を選ぶ行為が、撮る時の幸せを見つけた瞬間に近いのでは?
・レトロな地下街の、時間の流れと潜っていく感じを展示にしたい
3×3の9枚の写真を展示し
上の段は地上の今
二段目は階段
下の段はレトロな地下街にし、マットの色をだんだん暗い色にしていく
他の参加者からの意見では、全体を見せるのではなく段ごとに仕切る。
覗くという動作を入れる、そうすると記憶に残りやすくなる。
仕切りをしてしまうと、縦の潜る動きが見えづらくなるから工夫したい。
というような意見交換をしました。
最後、雑談の一つとして、「この写真はアートというか記録だよね」という言葉が出ていやいや、それはアートでしょ??の討論が始まり
最終的に、どちらでもあるが見せる時は(展示する時)はどちらとして見せたいのか考える必要があるという結論になり、
別の参加者から美術館と博物館が分かれている理由がわかったという声が上がりみんなで納得しました。
まとめ
展示をすることはハードルが高いですが、考えるだけなら意外と簡単にできて、楽しいです。
そして、いつもより深く考えることになるので、実際展示をしなくても、撮ること自体が楽しくなったり、写真に深みが出たりします。
展示シミュレーション会はまた開催したいと思っていますのでぜひご参加ください!!