こんにちは、はいちです。
先日、2024年12月28日、衝撃のニュースが飛び込んできました。
それは、喫茶ナチュラル閉店というお知らせです。
きっとナチュラルを愛していた多くの方が
「これからどうしたらいいのだろう?」
と感じていることかと思います。私もその1人です。それほどナチュラルは私たちにとって大切な場所でした。
今回は、喫茶ナチュラルでの思い出、そしてこれからの私自身についてお話させてください。
喫茶ナチュラルとの思い出
初めて来店した日のこと
私がお店に初めて足を運んだのは2019年秋でした。
なちゅフォトフィルム写真展「レンズ経由フィルム行き」という展示を見に行ったのがきっかけです。
当時中学生の私と母で訪れ、大学生の友達同士と間違えられて嬉しかったのを覚えています。
写真展の感想ボードに、出展者のメンバー一人ひとりに感想を書いた記憶があります。
その日に、なちゅフォト入会を決意しました。
そして、すっかりナチュラルの虜になってしまいました。
なちゅフォトとU30展
なちゅフォトの仲間に加えてもらいましたが、すぐに新型コロナウイルスのご時世に突入してしまいました。
そこで、若いメンバー同士が少しでも仲良くなれるようにと店長がアンダー30で写真展をやったらどうかと提案してくれました。
2021年になちゅフォトU30展「変わった日常、変わらない日常」を開催。
その時私は展示リーダーを務めさせていただきました。
この経験が「いつか個展を開く」という夢を目標に変えるきっかけとなりました。
2回の個展と2人展
夢から目標となれば、あとは実現するのみ。
U30展からちょうど半年後
2022年のゴールデンウィークに
初の個展 写真展afternoon
を開催しました。
来場者さまのチェキを壁に飾り、最高の思い出になりました。今もチェキは家に飾っています。
翌年には2人展
50~50にこだわる2人の展示~
そして2024年には個展
question?haichi-photo exhibition
を開催。
(アーカイブはこちら)
自然と春に作品発表というルーティンができたのでこれからも続けていきたいと考えています。
店員さんに昇進!!!
2022年秋、ナチュラルのお手伝いを任せていただきました。まるで夢のようでした。
今まで気が付かなかった、ナチュラルの暖かさの正体を少しずつ知ることができました。
このお客さまは、ミルクやガムシロップはいらないとか
このお客さまは、甘いものが苦手だからおまけのお菓子を甘くないものにしようとか
お子さんがいるから胡椒を減らそうとか
お客さま1人ひとりに合わせたものを作ろうとしていました。
他にも驚くような細かな気遣いがたくさんありました。
あまり言うとお店の方が恥ずかしがるのでこの辺で。
はいちが「普通の生活」を手に入れたのは、ナチュラルのおかげだった
物語の中でよく耳にする
「〜してから世界に色がつき始めた。」
というセリフ。
私にとっては、ナチュラルとの出会いがまさにそれでした。
10歳の頃から持病を抱え、学校に通えず、どこに行くにも母に頼らざるを得ない日々を過ごしていました。
家族と話すことですら、母を通してでしか受け取れず、
世界=母のような状態でした。
そんな私がナチュラルという安心できる場所に出会い、少しずつ1人で行動ができるようになりました。
最初は母が買い物をしている間にナチュラルで待ち、迎えに来てもらうだけ。それが、バスで通うようになり、ついには自転車で自由に行けるようにまで変わっていったのです。
ナチュラルに通うことをモチベーションに、約3年かけて「普通の生活」を取り戻すことができました。
今ではお店の近くに引越し、1人で生活できるほど元気になりました。
新しい章へー
これまでの人生を振り返るといくつかの「章」に分けられるように思います。
第0章:自我が芽生える前(0~10歳)
第1章:母に支えられた闘病生活(10~15歳)
第2章:ナチュラルとの出会いと心の成長(15~20歳)
そしてこれからは第3章:写真作家として羽ばたく時 に突入できればと思います。
ナチュラルという場所で得た経験を胸に、写真作家として独り立ちし、新しい挑戦を続けていきます。
今後の計画
2024年3月から、こちらのブログより月1回のイベントを開催しようと計画中です。
撮影会やプリント会、写真展鑑賞、お食事会など、一緒に楽しめる場を作っていきたいと考えています。
詳細は順次お知らせしますので、
カテゴリーからお知らせをご確認ください。
直近のイベント
2025年3月30日に「さがみはらSAKURA路上アート」というアートイベントに誘っていただき、物販ブースに出展させていただくことになりました。
そこでナチュラルのグッズを作ろうと思っています。
ほしいグッズがありましたら、コメントをお願いします。(ポストカードなど)
「さがみはらSAKURA路上アート」
2025年3月30日(日)
相模原市役所前広場
(雨天時は、相模原市役所1Fロビーを予定)
また、1月15日号の相模原市広報にて
アート市とライブアート活動参加者の募集をしているようなので興味のある方はご覧ください。
最後に
喫茶ナチュラルは私にとって生活の7割以上を占める大切な場所でした。
毎日長時間居座る迷惑な客だった私に優しく接してくださり、たくさんの思い出と、経験をくださったナチュラルのみなさん、本当にありがとうございました。
5年間の「ありがとう」と
これからもずっと「よろしく」
と、お手紙を渡せて良かったです。
新店舗の「食堂喫茶より」さんにも、
みんなで食事に行きましょうね!
ナチュラルホームページはこちら
ナチュラルファンの皆さま
ぜひ、ナチュラルでの思い出と
作ってほしいグッズをコメントくださると嬉しいです。
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コメント
遅くなりましたが、ナチュラルとの思い出を載せることができました。
今出先で、ネット環境が悪いため
写真があまり載せられなかったです。
後日ナチュラルで撮った写真をアップします。
はいちさん=ナチュラル
5年間の思い出…。
ナチュラルと一緒にはいちさんが成長したこと。
良く伝わってきます。
自分は5回しかナチュラルには行ったことはなくて…皆さんとは少ないですが、とても居心地が良くお気に入りでした。
はいちさんにはナチュラルがあるように、自分にはユリイカがあって、これからも通い続けて、大切な場所としていきたいなと思います。
いいね‼️
信二さん=ユリイカですもんね。
永遠に続くものはないので、大切にしてください。
全てのことにおいて、これが最後でも悔いがないと言うくらい撮っておかないといけないなと思いました。
思い出は沢山ありすぎて書ききれません!
グッズはポストカードとかナチュラルのロゴのピンバッジもきっと可愛いよね。
もう少し落ち着いたら私はナチュラルについてnoteを書こう。
ロゴピンバッチ欲しい!!
ロゴ可愛いから、活用したいね。
はいちさんの成長過程が文面でよく伝わる良い記事でした。
2代目店主にはいちさんがなったら
ドラマチックだなぁなんて思ってたナチュラルが無くなったのは残念だけど
次に進む為のポジティブな記事だったので
僕も頑張ります✨
私も継ぎたいと、何度も考えたのですが、、
ナチュラルが丸焦げになる未来しか見えず笑
私は自分の出来ることをしようと思いました。